いまの値段
前週(2026-10-19)比: レギュラー -0.1円/軽油 -0.2円/灯油店頭 +2.0円。
それで、長崎県の家計はいくら変わるのか
原油が動くと、この家計はいくら動くか
いま原油は 100.4ドル/バレル(通関ベース・2026-09分)。いまの為替は 1ドル=157.9円(2026-11-02)。 税と取り分が変わらないとすると、原油が1ドル/バレル上がるごとに店頭は約1.09円/ℓ 上がり、長崎市の世帯のガソリン代は年間で約377円ふえる計算です。 為替のほうは、1円の円安ごとに年間で約240円ふえます。
原油から店頭までは2〜3か月かかるので、これは「いま船に積んだ原油が届いたときの効き方」です。実際には精製・流通の取り分や補助金の増減が間に入るので、そのまま値札になるわけではありません。給油量は世帯によって大きく違います(この表でも最も多い市と少ない市で4倍以上の開きがあります)。数字は県庁所在市(長崎市)の二人以上の世帯の平均で、県全体の平均ではありません。
その 178.7円の中身
| 内訳 | 円/L | |
|---|---|---|
| 原油の通関価格(CIF) | 99.43 | 全国共通・2026-09分 |
| 精製・流通・小売の取り分(逆算) | 83.92 | 全国 76.11(+7.8) |
| ガソリン税(揮発油税+地方揮発油税) | 28.7 | 全国共通 |
| 石油石炭税+温対税 | 2.8 | 全国共通 |
| 補助金(燃料油価格の定額引き下げ) | −52.4 | 全国共通・2026-10-29〜 |
| 消費税 | ×1.1 | |
| 店頭(税込) | 178.7 |
式は当サイトのトップページと同じもの: 取り分 = 店頭 ÷ 1.1 − 税 − 原油CIF + 補助金。原油の通関価格は月ぎめの確報なので、店頭の週次と時点が数週ずれます(その分は取り分に混ざります)。輸送距離・給油所の数・セルフ比率などの内訳までは、この調査からは分けられません。
灯油は、店頭と配達でいくら違うか
配達と店頭の差は、その土地で灯油の配達がどれだけ当たり前かによって大きく変わります(暖房を灯油に頼る土地ほど配達網が厚く、差が小さくなる傾向)。全国では 47県中、差がいちばん小さいのは 北海道、いちばん大きいのは 東京 です。
電気は?(燃料と電気を同じ県で並べる)
電気は総務省「家計調査」(二人以上の世帯・2023年(令和5年)~2025年(令和7年)平均)。県庁所在市(長崎市)の値であって、県全体の平均ではありません。燃料の調査とは対象も期間も違うので、順位を直接比べるのではなく「高い/安いの向き」を見てください。単価の内訳(燃料費調整額・再エネ賦課金)はソーラー実測ベンチの長崎県のページにあります。
同じブロックの県(九州)
| 県 | レギュラー | 軽油 | 灯油(配達) | 取り分 |
|---|---|---|---|---|
| 長崎県 | 178.7 | 169.9 | 2,878 | 83.92 |
| 鹿児島県 | 177.8 | 169.2 | 2,837 | 83.11 |
| 宮崎県 | 174.0 | 162.3 | 2,767 | 79.65 |
| 大分県 | 172.0 | 161.6 | 2,746 | 77.83 |
| 熊本県 | 169.3 | 158.8 | 2,737 | 75.38 |
| 福岡県 | 168.4 | 158.0 | 2,729 | 74.56 |
| 佐賀県 | 167.8 | 157.0 | 2,706 | 74.02 |
この調査のブロック分けは一般的な地方区分と違います。この調査の地域ブロックは一般的な区分と違う(新潟・長野・山梨・静岡は関東、富山・石川は中部、福井は近畿)。北海道と沖縄は1県で1ブロック。
出典
出典: 資源エネルギー庁 石油製品価格調査(石油情報センター)・都道府県別(裏面)(週次xlsx・調査日 2026-10-26)。ガソリン・軽油は税込の店頭現金価格、灯油は18Lあたり。原油の通関価格は財務省貿易統計(石油連盟の月次リスト経由・2026-09分)、税率と補助単価は資源エネルギー庁。この調査の地域ブロックは一般的な区分と違う(新潟・長野・山梨・静岡は関東、富山・石川は中部、福井は近畿)。北海道と沖縄は1県で1ブロック。